病院で死亡、遺族が提訴
共同通信社 2014年8月22日(金) 配信
茨城県龍ケ崎市の龍ケ崎済生会病院に救急搬送された後、死亡した同県取手市の女性=当時(59)=の遺族が「医療ミスがあった」として病院側に約5千万円の損害賠償を求める訴訟を21日、東京地裁に起こした。
遺族側の代理人によると、女性は2012年4月、胸の痛みなどを訴えて搬送された後、容体が急変し、死亡した。医師が心電図検査を実施したが、すぐに結果を確認せず、処置をしなかったと主張している。
都内で記者会見した夫(67)は「心電図には急性心筋梗塞を示す所見があり、すぐ確認していれば助かった」と話した。龍ケ崎済生会病院は「訴訟の中で対応していくので、コメントは差し控えたい」としている。